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エボラ対策の救世主?富士フィルムの「アビガン」ってどんな薬なの?株価は? [エボラ出血熱]

今世界中で感染の拡大が懸念されているエボラ出血熱ですが富士フィルムの「アビガン」という薬が救世主になる可能性が出てきました。

読売新聞によりますと

 スペイン政府は19日、今月6日にエボラ出血熱に感染し、マドリードの病院に隔離入院していた看護師が快方に向かっていると発表しました。

 ウイルス検査で陰性の結果が出たためで、近く再検査を行う予定としています。

 スペイン政府は治療に使った薬を明らかにしていませんが、スペイン紙エル・ムンドは、富士フイルムホールディングスのグループ会社が開発した抗インフルエンザ薬「アビガン」が投与されたと報じました。


富士フィルムの「アビガン」ってどんな薬?

今回、富士フィルムが開発した「アビガン」はグループの富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、エボラウイルスに対して抗ウイルス効果を有するとのマウス実験の結果が公表されています。

つまり元々はインフルエンザ用の薬だったわけです。

この「アビガン」は世界から注目を浴びているようで富士フイルムは20日、抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」を追加生産すると発表しました。

ただし、この「アビガン」は臨床試験がまだ十分に行われていないので11月中旬から、フランス政府とギニア政府が、ギニアでエボラ出血熱に対する「アビガン錠」の臨床試験を始める予定だそうです。

この臨床試験で効果や安全性が認められると、より大規模な臨床使用のための薬剤の需要が見込まれます。

エボラ出血熱は日本には未上陸ですが、この富士フィルムのアビガンの効果が確認されて十分な量が確保されればまずは一安心ですね。


●富士フィルムの株価はどうなった?

さて「アビガン」がたくさん売れそうな感じになっている富士フィルムですが当然気になるのが株価です。

日経平均の大幅な下げに抵抗して踏みとどまっている感じですね。

今はダウも大幅に下がっていますから仕方ありません。

日経平均が横流れや上昇気流だったら富士フィルムは大幅アップしていたでしょう。

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今後も富士フィルムの動向は目が離せません。


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